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『きらびきFW』とは? 和の情緒を纏う特殊紙の魅力・スペック・活用事例ガイド

2026.02.16

「きらびきFW」は、表面にパール加工が施されている非常に華やかで品のあるファンシーペーパーです。全4色のカラーバリエーションがあり、伝統的な「雲母引き(きらびき)」(日本で平安時代から続く和紙の装飾技法)が再現されています。本記事では、特徴・スペック・活用シーン・採用事例・比較軸・おすすめの順で、きらびきFW導入の理由を構造的に解説します。

 

1.紙の世界観と特徴

きらびきFWの最大の魅力は「羽毛のような幻想的な地模様と、パールの輝きの相乗効果」にあります。他のパール紙は表面がツルっとしていて平坦ですが、きらびきFWは光の中に模様が透けるため、手触りと視覚の両方で他とは違う個性を演出できる点が他のファンシーペーパーにはない強みとなっています。

 

2.基本スペックと加工適性

評価項目 特性
連量 90kg/120kg
厚み 約0.12mm~約0.17mm相当
サイズ展開 四六判
表面 パール加工(表面のみ)
印刷適性 印刷の扱いは難しい
加工可能 箔押し/筋入れ/折り加工/空押し
反り評価 平滑な紙に比べて反りが生じやすい
インキ相性 インクの乾燥(定着)に時間がかかるため注意が必要

特筆:「箔押し」との相性

きらびきFWの「上品で柔らかなパールの輝き」と箔押しの「強くて硬質な金属の輝き」が組み合わさることで、光の反射に奥行きが生まれます。ただし、一般的にパール加工の紙は箔が剝がれやすい場合があるため、注意が必要です。

 

3.活用シーン6選

1.ブライダル・ウェディングアイテム

2.和菓子・日本料理のお品書き

3.ジュエリー・コスメのブランドカード

4.記念式典の案内状・感謝状

5.名刺・ショップカード

6.文芸誌のブックカバー・帯

 

4.採用事例

事例1:スキンケアブランドの「限定コフレ説明書」

混じりけのないパールの白さが美白や透明感をうたうスキンケア製品のイメージに合致したため採用。

 

事例2:伝統芸能(能・狂言)の「特別講演プログラム」

「きらびき」という名前の通り、古来の紙に近い風合いがあり、和装や舞台の雰囲気に調和したため採用。

 

事例3:ジュエリーショップの「保証書」

一般的なコピー用紙やコート紙では出せない質感があるため、一目で特別感を引き出す効果があるため採用。

 

5.迷う人向け比較軸

観点 きらびきFW ペルーラ シャイナー
風合い 和紙の雲母引き+羽模様。繊維が舞う幻想的な質感。 真珠のようなしっとり。きめ細かく滑らか。 表面に細かなパール粉末が塗布されている

 

全4色/淡くて優しいトーン 2色(スノーホワイト、ホワイト) 全5色/淡く繊細なパステルカラー
発色 色が紙に染み込むようなしっとりとした発色 しっとりと艶やかな発色 パールの下地がインクを透過し、メタリック調の独特の発色
断裁エッジ 繊維がしっかりしているためシャープな印象 切り口が毛羽立ちにくく、滑らかな印象 紙の密度が高く、シャープな印象
空気感 上品/透明感/幻想的 上品/知性/優美 静寂/清涼/気品
用途イメージ メニュー表、名刺、ショップカード、掛け紙 カタログ、名刺、冊子の表紙、メッセージカード 名刺、パッケージ、招待状、ポートフォリオ、タグ
強み 加工の手間をかけずとも、紙そのものが主役級の表現をしてくれること 写真や色ベタを綺麗に載せつつ、パール感も出すバランスの良さ 細かい粒子による上品な輝きとデザインを選ばない汎用性の高さ

 

6.厚さ別のおすすめ

・90kg  約0.13mm:便箋/レターセット/ブックカバー/帯/お品書き/パンフレット表紙

・120kg 約0.17mm:招待状/案内状/封筒/メッセージカード/名刺

 

7.まとめ

きらびきFWは「表面に施された真珠のようなパール光沢と紙に漉き込まれた羽模様の二重構造」「淡色かつ上品なカラーバリエーション」「箔押しとの相性の良さ」が評価軸。

上品な輝きと幻想的な模様でどんなデザインも上質に引き立ててくれる紙を活用してみてはいかがでしょうか。

 

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