スギウラ株式会社

ブログ・コラム

ブログ・コラム

『色上質』とは? 汎用性の高い特殊紙の魅力・スペック・活用事例ガイド

2026.02.27

「色上質」は上質紙にそのまま色をつけたような最もスタンダードな色紙です。全32色のカラーバリエーションがあり、厚みのバリエーションも豊富なため、様々な用途に応じて使用する事が出来ます。本記事では、特徴・スペック・活用シーン・採用事例・比較軸・おすすめの順で、色上質導入の理由を構造的に解説します。

 

1.紙の世界観と特徴

「色上質」の最大の魅力は「どんな用途にも応用が利く汎用性の高さと扱いやすさ」です。

色数と厚さのバリエーションがもたらす応用力で、1つの銘柄でありながら、伝票から冊子の本文、名刺や賞状といった厚物まで、あらゆる用途をカバーすることが出来ます。

 

2.基本スペックと加工適性

評価項目 特性
連量 特薄口/薄口/中厚口/厚口/特厚口/最厚口/超厚口
厚み 約0.07mm~約0.25mm相当
サイズ展開 四六判/A判
表面 さらっとした飾らない素朴な質感
印刷適性 レーザープリンター/インクジェットプリンター/オフセット・オンデマンド印刷
加工可能 箔押し/空押し/抜き加工/折り加工
反り評価 比較的反りにくく、安定している
インキ相性 インキの吸い込みが良く、比較的乾燥も早い

特筆:アナログ加工との相性の良さ

インクの吸収が早いため、ハンコやナンバリングなどの台紙としても向いています。また、細かい切り絵のようなレーザーカット加工も断面が白くならないため美しく仕上がります。

 

3.活用シーン6選

1.スタンプラリー・ポイントカード

2.お品書き・メニュー表

3.チケット・クーポン券

4.ブックカバー・しおり

5.宛名ラベル・商品ラベル

6.工作用のキット素材

 

4.採用事例

事例1:会社の「社内報(周年記念号)」

記念号なので「特別感を出したいが予算は抑えたい」という中であえてコート紙を使わず、落ち着いた「銀鼠」に黒1色で箔押しをすることで品格が生まれるため採用。

 

事例2:自治体の「避難所運営マニュアル」

避難所という環境下で雨や湿気にヘタらない厚み(特厚口)が必要である事と、その場で鉛筆やボールペンでサッと書き込める非塗工紙の特性もあるため採用。

 

事例3:カフェの「テイクアウト用商品タグ」

各店舗の小型プリンターで印刷し、商品に合わせたタグを作成することが出来るため採用。

 

5.迷う人向け比較軸

観点 色上質 NTラシャ 里紙
風合い 温もりのある素朴さを感じる風合い フェルトのようなラシャ織のような風合い 自然温もりを感じさせる、和風な風合い
全32色/派手すぎずどんなシーンにも馴染む色展開 全120色/色が豊富で鮮明、マットで温かい雰囲気 全40色/日本の伝統色を思わせる落ち着いた色合いが特徴
発色 紙の色と混ざり合い、しっとりと落ち着いた仕上がり インクが紙の繊維に染み込みやすくマットで落ち着いた仕上がり 落ち着いた、少し沈んだ仕上がり
断裁エッジ 切り口が一貫したシャープな仕上がり 紙の繊維が均一なため、滑らかでマット。きれいなエッジが出る わずかに羽毛立ちがあり、素朴で柔らかい仕上がり
空気感 素朴/端正/誠実 芸術的/モダン/色彩的 柔和/素朴/余韻
用途イメージ カード、メニュー表、チケット、名刺、ブックカバー、台紙 美術書、色見本、パンフレット 便箋、名刺、掛け紙、ラベル、冊子の表紙
強み 豊富な色数と厚さでどんな用途にも応用が利く汎用性の高さと扱いやすさ 圧倒的な色数と、ラシャ織りの独特の優しい質感 色や質感で情緒を演出する事が出来、加工にも優れていること

 

6.厚さ別のおすすめ

・特薄口 約0.06mm:領収書/受領書

・薄口  約0.08mm:チラシ/一筆箋

・中厚口 約0.09mm:冊子の本文/資料

・厚口  約0.11mm:雑誌の表紙/パンフレット/カタログ

・特厚口 約0.15mm:冊子の表紙/案内状/メニュー表

・最厚口 約0.18mm:はがき/名刺/賞状/プログラムの表紙/カード

・超厚口 約0.25mm:POP/本の背表紙/工作用

 

7.まとめ

色上質は「色数と厚さのバリエーションの豊富さ」「様々な印刷機に適応する万能な通紙性」「加工の適応力の高さ」が評価軸。

日常からビジネスシーンまで、あらゆる用途に最適な色上質をぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

 

色上質をオンラインショップで見る
arrow_upward