「ヴィンテージゴールド」はアンティークのような雰囲気を持ち、片面に金のパウダーをコーティングしたファンシーペーパーです。全4色のカラーバリエーションがあり、ベースには茶色のクラフト紙が使用されているため、彩度が落ち着いていて深みを感じる色展開となっています。
本記事では、特徴・スペック・活用シーン・採用事例・比較軸・おすすめの順で、ヴィンテージゴールド導入の理由を構造的に解説します。
1.紙の世界観と特徴
「ヴィンテージゴールド」の最大の魅力は「表面の華やかさと裏面の素朴さの二面性」です。
表面はコーティングされているため、さらっとした質感とベースのクラフト紙を視覚的に感じる事で派手さを抑えた光沢となり、アンティークのような上品な輝きを放っています。
一方、裏面は加工が一切施されていないクラフト紙のままで、紙の素朴な手触りと自然由来の温かみがあり、筆記性にも優れています。
2.基本スペックと加工適性
| 評価項目 | 特性 |
| 連量 | 63kg/107kg |
| 厚み | 約0.11mm~約0.17mm相当 |
| サイズ展開 | 四六判 |
| 表面 | 金のパウダーがコーティングされている(表面のみ) |
| 印刷適性 | レーザープリンター/オフセット印刷 |
| 加工可能 | 箔押し/エンボス加工/抜き加工 |
| 反り評価 | 平滑な紙に比べて反りが生じやすい |
| インキ相性 | 表面がコーティングされているため、インクの乾きに注意が必要 |
特筆:箔押しとの相性の良さ
ヴィンテージゴールドが持つアンティークを感じさせる光沢と、箔が持つ強い光沢という性質の違う2つの輝きが重なることで、デザインに奥行きを生み出します。また、ベースがクラフト紙のため繊維がしっかりしており、繊細なラインのロゴや小さな文字の箔押しも比較的きれいに再現しやすいという特徴を持っています。
3.活用シーン6選
1.名刺・ショップカード
2.アパレル・雑貨のタグ
3.招待状・案内状の封筒
4.飲食店のお品書き・ワインリスト
5.商品のラッピング・ブックカバー
6.商品パッケージ(スリーブ・帯)
4.採用事例
事例1:手芸作家さんの「アクセサリー用台紙」
ピアスやネックレスを固定するための紙として使用。紙の表面が輝きすぎず、存在感がありながらも、主役のアクセサリーを引き立ててくれるため採用。
事例2: デニムブランドの「製品タグ」
ヴィンテージゴールドの使い込まれた金属のように見える独特の風合いとジーンズの育てるというコンセプトが合致したため採用。
事例3:パン屋さんの「個包装シール(ラベル)」
クッキーの袋やサンドイッチの包みを留めるためのシール素材として使用。食べ物の色味が同系色で相性が良く、高級感も演出できるため採用。
5.迷う人向け比較軸
| 観点 | ヴィンテージゴールド | タントキラ | きらびきFW |
| 風合い | アンティークさと落ち着きのある上品な風合い | 控え目で上品な華やかさと温もりを感じる風合い | 和紙の雲母引き+羽模様。繊維が舞う幻想的な質感。 |
| 色 | 全4色/彩度が落ち着いていて深みを感じる色展開 | 全10色/クリアカラーを基調とした輝きを持つ色展開 | 全4色/淡くて優しいトーン |
| 発色 | インクが金のパウダーと混ざり合い、独特の発色の仕上り | 紙の輝きと色が透けて見える、透明感のある仕上がり | 色が紙に染み込むようなしっとりとした発色 |
| 断裁エッジ | シャープで丈夫な仕上がり | シャープで丈夫な仕上がり | 繊維がしっかりしているためシャープな印象 |
| 空気感 | 洗練/静寂/郷愁 | 気品/清麗/優雅 | 上品/透明感/幻想的 |
| 用途イメージ | タグ、名刺、ラッピング、ショップカード、封筒、ラベル | 名刺、ショップカード、招待状、封筒、ブックカバー | メニュー表、名刺、ショップカード、掛け紙 |
| 強み | 加工された表面の華やかさと裏面のクラフト紙の素朴さを併せ持つ二面性 | 表面の凹凸が真珠のような輝きを放ち、奥行き感が生まれる質感 | 加工の手間をかけずとも、紙そのものが主役級の表現をしてくれること |
6.厚さ別のおすすめ
・63kg 約0.11mm:ブックカバー/掛け紙/ギフトラッピング/便箋
・107kg 約0.19mm:名刺/ショップカード/タグ/封筒/パンフレットの表紙
7.まとめ
ヴィンテージゴールドは「表面の高級感ある輝きと裏面の自然な温かさの二面性」「均一に塗られていないムラが生むヴィンテージ感」「クラフト紙ゆえのタフな強さ」が評価軸。
この唯一無二の風合いを持つ紙を、一度使用してみてはいかがでしょうか。